査定値を少しでも高く!そのウラワザとは?

 

オーディオを少しでも高値にする秘訣とは?

 

現物をチェックしましょう

 

基本中の基本なのですが、まずは買取に出そうと考えているオーディオ機器のリストアップと状態をチェックしましょう。購入した時の状態に近づけることによって、買取額はどんどんアップします。具体的には、まず外見を綺麗にしてあげる。オーディオ機器はホコリ汚れが溜まりやすいので、出来るかぎり掃除をしてあげましょう。
次は、取っておいてあればの話になるのですが、「元箱」や「説明書」を揃えておくことです。
これがあると無いとでは、大きく買取値が変わってくるオーディオ機器も存在します。
逆にそれらが無くても、査定値が下がるというのはほとんどありません。

 

オーディオの取扱に慣れていない方の場合、過度なクリーニングは避けたほうがいいでしょう。
音響機器は精密なものばかりで、扱いを間違えればちょっとしたことでも簡単に壊れてしまいます。
ちなみに管理人は、過去に家族にオーディオ機器を破壊されてしまった経験があります。かつてB&Wのノーチラス805というスピーカーを愛用していました。
このスピーカーはツィーターのドーム部分が非常に繊細で、下手に触ろうものならいとも簡単に壊れてしまうのです。
なので、日々音楽を聴く際や保管には細心の注意をはらっていたのですが、ある日突然、わが息子がこのスピーカーに興味を持ち、見事にツィーター部に指を突っ込んでくれました。もちろんこれによって、ご自慢のノーチラスツィーターのドームはベッコリとヘコんでしまい、音はまともに鳴らなくなってしまいました。やってしまったものはしょうがないと自分を宥め、これをきっかけに新しいスピーカーに買い換えようとも考え、そのまま査定に出してみたのですが
やはり故障品はどこも買取したくないようで、結局、とても次のスピーカーの購入資金にはならない、雀の涙程度のお金が手元にポツンと残りましたとさ。
・・・ということでオーディオの扱いに自信がないという方は、現状のまま査定に出してしまうというのも決して悪いことではありません。

 

動作状態を確認する

最近まで使っていたオーディオシステムなら問題はないと思いますが、長年放置していたものを改めて動作チェックするのって結構億劫な作業なんですよね。
ただ、めんどくさくてもここで動作確認を取っておくと、事前見積もりの際に非常に役にたつんです。
動作状態を業者に知らせることで、前もって実際の買取値に近い金額の確認が取れるからです。
これがあるか無いかで、どこが本当に高く買ってくれるのか把握できるので、動作確認が取れる人は出来るかぎりやってみましょう。

 

ただし数十年放置してといったような、超が付くほどの保管品については、手をつけずにそのままにしましょう。
なぜかというと、たとえばアンプの場合。
定期的に電源を入れていなかったアンプにいきなり電気を通すと、大抵の場合、どこかがパンクを起こし壊れます。
次にスピーカー。これは保管環境にもよりますが、湿気が多いところで数十年放置されていた場合
ウレタンエッジが使われているスピーカーは当然朽ちてしまっていますし、ボイスコイルに腐食が発生していて、そのまま音を出せば断線に繋がってしまいます。
なので、さすがにこれは手がつけられないな・・・というようなお品物の場合は、何もせずに現状のまま査定に出してみましょう。