初心者必見!オーディオ機器の基礎知識について
音楽をもっといい音で楽しみたい。
そうとなれば早速オーディオシステムを購入しよう!・・・とはなりませんよね。
これからオーディオの世界に入ろうとしている人は、まず何を買えばいいのかわからなかったり
そもそも、機器についての知識がまったくない方も多いと思います。
そこで、ビギナー向けのオーディオ機器の基礎知識をまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
スピーカー
皆さんご存知、最終的に音の出す役割を持つスピーカー
一口にSPといっても様々な種類や方式があります。
代表的な物を一覧にしてみました。
ダイナミック型
最もオーソドックスな形のスピーカーといえばこれですね。
コーン型のユニットは誰もが一度見たことがあると思います。
フィールドコイル型
スピーカーが発明されてから間もないころの機種に見られた方式で、当時はフェライトやアルニコといった高性能な磁石がなかった為、電磁石を使うことでボイスコイルを動かしていました。
電磁石なので、ユニットごとに電気を供給しなくてはいけない為、電源が必要ない永久磁石が登場してからは、新たにフィールドスピーカーが作られることはほとんどなくなりました。
最近は一部のハイエンドビンテージユーザー向けの物が発売されています。通常のスピーカーではなしえない、フィールドスピーカーならではの音質は何者にも変えがたい魅力があります。
コンデンサー型
専用のフィルムに電気を通し振動させるコンデンサー型スピーカーは
この方式を取り入れている代表的なオーディオメーカーといえば、QUADやMARTIN LOGANなどがあります。音の立ち上がりが早く自然な鳴りを持つものが多く、クラシックなどの再生に使う人が多い。
リボン型
見た目はコンデンサー型に似ていますが、こちらは専用の電源が必要ないのが特徴。
この方式はリボンツィーターによく採用されていますが、かつて存在したAPOGEEや現行ではMAGNEPANから全域をリボンユニットで補うスピーカーが販売されています。
アクティブスピーカー
これはスピーカー内部にアンプを内臓させ、プレーヤーを用意するだけで音出しが可能な物。パワードスピーカーとも呼ばれている。
アンプ
音量を増幅する装置ということは皆さんもご存知だと思いますが、用途に合わせた様々なアンプが存在します。
パワーアンプ
純粋な音の増幅を目的とした機材。
レベル調整を備えているものもあるが、基本的にこれとあわせてコントロールアンプを用意しなければ使い物にならない。
コントロール・プリアンプ
その名の通り、音をコントロールする機器。オーディオシステムで使われるものは音量調整の他に
数系統のインプットを選べたり、ハイ・ローのフィルターといった音質調整を可能にする機能を持つものが多い。
プリメインアンプ
上記二つを組み合わせたものをプリメインと呼ぶ。
これ一台あれば、後はプレーヤーとスピーカーを用意するだけで音楽を楽しめるので
最も使用率の高いアンプとなっている。
AVアンプ
ホームシアターなどの用途に特化したアンプで
基本的には多くのchと入出力端子が装備されています。
デッキ類
その他、オーディオシステムでよく使われる周辺機器をまとめてみました。
CDプレーヤー
これは皆さんもご存知だと思います。
CDをはじめ、SACDやDVD、BDといった様々なメディアにも対応するユニバーサルプレーヤーという機種も存在します。
D/Aコンバーター
アナログ音源をデジタルに変換する機器。通常はCDプレーヤーなどに内臓されているものですが高級オーディオやプロフェッショナル向けの音響機材でよく見られる。
CDトランスポート
純粋にメディアを読み込むだけの機器。これとDAコンバーターを合わせることで、音源を出力することができる。
アナログプレーヤー(ターンテーブル)
金属の円盤(プラッタ)を回転だけのモデルをターンテーブルと呼び
併せてトーンアームが装備されているものはレコードプレーヤーと呼ぶのが一般的。
ターンテーブルにも様々な種類があり、代表的なものはダイレクトドライブ、ベルトドライブの二種類です。