ヤフオクと買取店の違いについて

オーディオ機器はヤフオクと買取店、どちらの方が高値で売れる?

ネットの普及によって中古品の個人売買はより身近なものになりました。
ここまで一般的になったのは、国内のネットオークション最大手「ヤフオク」の存在が大きいというのは言うまでもないでしょう!

 

従来の中古売買の常識を大きく変え、希少性の高いアイテムを購入する際や中古品を少しでも安値でゲットする際にはもはやなくてはならない存在にまでなっています。
また、自分の所有しているオーディオを売る際にも、自分の出物を全国に発信できるわけですから、これ以上に優れた市場というのは他にないですよね。

 

これだけ聞くと、ヤフオクで売れば間違いない!という印象を受けてしまいますが、デメリットがないというわけでもありません。
そこで、具体的にオーディオ機器を買取に出すのと、ヤフオクで売るのとでは、どういった違いがあるのが簡単にまとめてみたので
どちらで売ろうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

買取店の良さ

お店でオーディオを売る一番のメリットといえばなんといってもその手軽さ。
依頼を申し込むだけで、ショップの査定士の人が鑑定を行い、買取価格を教えてくれるので依頼する側は特に手間がかかるようなことはありません。
ほとんどのところが見積もり無料なので、満足できる内容ならそのまま売ればいいし、納得できなければ買い取りキャンセルをすればいいだけなので
売る側が何かしらの損をするということもないので、気軽に売りたいという方にオススメです。

 

買取店の難点

専門的な知識のない買取店に売却依頼をしてしまうと、とてつもなく安い値段で売るハメになってしまうことも・・・。
なので、ショップ選びは慎重に行いましょう。
当サイトでどこが優良なショップなのか独自に調査を行いリスト化したページ(現在製作中)もご用意しておりますのでぜひ参考にしてみてください

 

 

ヤフオクの利点

ヤフオク一番のメリットといえば、なんといってもその利用者の多さ。
全国のヤフオクユーザーに自分の出品物を見てもらうことが出来るわけですから、それだけで高値で売れる期待が高いです。
また、オークションならではの入札方式なので、購入希望者のライバル同士で張り合い、つい熱くなってしまい
気がつけば中古相場よりも高い値で購入してしまった!というケースも多いので、売り手にとってはこのうえないことですよね。

 

 

ヤフオクの難点

率直にいってしまえば、ヤフオクでオーディオを売却するのに最もネックとなのが"面倒"ということです。
IDの取得からはじまり、本人確認などのいくつかの登録作業を行うことで、やっとオーディオ機器の出品が出来るようになります。
そこから画像の撮影や状態を確認して、それらの情報を事細かに記載して、やっと出品が完了となります。
終了日までに入札があれば、晴れて取引開始となるわけですが、マイナー品やタイミング次第ではなかなか売れないこともしばしば。
落札者が決定した後も、入金確認や品物の発送手配をしなければいけないので、すぐにお金が手に入るというわけではありません。
なので、やってみようと思う人は多いのですが、途中で面倒になってしまい、最終的にはオーディオを売ること自体を諦めてしまうケースもよく耳にします。
また、いくら国内のオークション最大手といっても、入札するのは一般人ですので絶対的な相場というのは存在しないので、運が悪いと安値で落札されてしまうこともあるので注意が必要です。

 

 

とにかく高値で売るという目的なら、どっちがいいの?

手間や時間を惜しまず、とにかく高値でオーディオを売りたいという人はヤフオクを選択することをおすすめします。
ただ全ての品物に対してというわけではなく、比較的新しいオーディオ機器を売る際にオススメです。
というのも、売買成立後の配送に問題があるからです。
オーディオ機器は取扱しづらいものばかりで、配送中に事故が発生する確率が非常に高いのです。
筆者も過去にヤフオクでビンテージオーディオを売ったことがあるのですが、配送業者に発送依頼をしたら受付拒否をされてしまった経験があります。
その理由を担当の人にうかがった際に業界事情について少し触れてくれて、オーディオ機器は本音でいえば取り扱いたくない品目のベスト3に入ると言っていました。
それほど、オーディオの取扱は難しく壊れやすいということなんだそうです。
いままで使っていて問題がなかった物でも配送中に壊れてしまったりすれば、落札者か出品者、どちらか修理費が泣きをみる(大抵は出品者の責任になる)ハメになります。
保障があるから大丈夫といっても100パーセント安心できるものではありません。ほとんどの業者さんは外部的な破損は保障してくれますが
内部的な故障については保障対象外となっています。
なので、比較的壊れづらい新しいモデルのオーディオを売るときにはヤフオクで売り、ビンテージ品などの取扱が難しい製品については専門の買取業者にお願いするのがオススメです。